胡蝶蘭の病気について

胡蝶蘭は、お祝いなどで頂くことも多いはずです。けっこう喜ばれますし、花束と違い、胡蝶蘭の花は長く開花しているので、けっこう開花時期を楽しめるのも特徴です。胡蝶蘭が次第に元気がなくなり、枯れることもあります。胡蝶蘭は元気がなく、どう対処したらいいのか判断するのが難しい場合、胡蝶蘭の病気についていくつかご説明するので、参考にしてください。

・胡蝶蘭の病気のサインとは
まず、胡蝶蘭が枯れ始めたり、しおれたりするのは病気のサインだと気づくはずです。それ以外、病気のサインとして葉・花・茎など、シミや変色が表れたら要注意です。観察する際には、花以外の葉や茎の細部まで必要になります。色や質感に異常が出たら、胡蝶蘭に異変が起きています。まず、原因を調べて適切に処置することが重要になります。そのままにしておくと手遅れになるケースもあるので、早めに処置しましょう。

・葉に異常が出てきた場合
胡蝶蘭の葉の症状が以前とは違い、変だな〜と感じるようになったら病気を疑った方が良いです。例えば、葉が黄色や茶色に変色したり、乾いた感じで白っぽくなるなど、こうした症状は直射日光が強すぎて葉が傷んだと言えます。まず、現在置いている場所から移動しましょう。そして、葉の状態によりますが、緑の部分がほとんどなく悪化している場合は、患部を切り取りましょう。胡蝶蘭の置き場所として注意が必要なのは、直射日光を避けるためにレースのカーテン越しにするなど対策が必要です。

・葉が急に黄色くなる
胡蝶蘭の葉は急に黄色になり、下の葉から落ちていくような現象が起きたら、これも病気になっているといえます。鉢植えに水滴がたまることが原因になり、葉が蒸れてフザリュームというカビ菌に感染したと言えるでしょう。なので、風通しの良い蒸れのない場所に置くことは重要です。他は薬剤など使用してタチガレン・リドミルなどで対処することもできます。葉の部分だけか、きちんとチェックして、茎や根にも感染しているようでしたら、その部分を切り取って植え替えが必要になります。

・葉に斑点ができるケース
これは、軟腐病もしくは、褐斑細菌病です。症状としては、葉に濡れたような斑点が現れ、斑点が淡褐色に変化・葉がブヨブヨに腐るなどの症状がでます。置き場所として高温多湿の環境下であったことが大きな原因になることが多いです。葉焼けや、ちょっとした傷口から細菌に感染するケースです。
治療方法として、患部を大きめにカット。スターナ・ナレート・台所用の塩素系殺菌剤などを切り取った部分と周りの株に塗布すると良いです。切り取る際の注意点として、感染力がとても強い病気なので、使用するハサミの刃先など、きちんと火であぶって消毒することが大切になります。かなり胡蝶蘭も抵抗力が弱っているため、しっかりと対策することが重要になります。

・黒色の斑点が出る
胡蝶蘭全体にポツポツと黒色の斑点が出る場合は、炭そ病になります。症状としては、淡褐色の小さな斑点が現れ、やがて大きく黒色の斑点が出るようになります。葉が弱っている状態でカビの一種が入り込んだことが大きな原因になります。ダイセン・ダコニールなどの薬剤を使用することで対策ができ、斑点の周りを5ミリ程広めに切り取りとって散布します。

・葉に白いカビのようなものが付いている
葉の裏に白くふわふわした粉状のものが付着しているようでしたら、これはコナカイガラムシの寄生していることになります。対策方法としては、市販の害虫駆除剤を散布すると自然に剥がれ落ちるので、それで駆除することができます。コナカイガラムシは、花や葉の養分や水分を吸い取る害虫なので注意が必要です。また、コナカイガラムシは散布するので、1箇所で発見したらその周囲にも必ずいるケースが多く、周辺の状況もチェックして、まとめて駆除することがポイントになります。

・葉にツヤがないケース
葉のツヤがなく、葉の裏側がベタつき、白い斑点がある。葉の裏側がかすり状になってきた場合は、葉ダニを検討すべきです。対策方法としては、症状が出ている葉裏に水をかけて駆除しましょう。2~3日続けた方がよいです。これは、葉ダニは薬剤への耐性がつきやすく水に弱いので水をかけることで対策できます。葉ダニが発生しやすい時期は、梅雨明け後などの高温・乾燥の環境下です。

・水のやりすぎに注意
胡蝶蘭は基本的には、水やりは控えめが基本です。水を多く与えていると、葉にツヤがなく、黄色くなる前にしおれてしまうこともあります。これは、ルゾクトニア菌による立ち枯れ病です。
水やりを控えて、霧吹きで葉の表面と裏、根本がしっとりする程度で十分です。続けていると新芽が出てくるので、その後も霧吹きでの水やりを続けることが大切になります。胡蝶蘭は基本的、水やりの頻度は控えめで十分なので、その辺をきちんと理解しておかないと、枯れてしまうケースがあるので要注意です。

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